今日は、12月議会の「事業委員会」があって、私は所属してないからモノは言えないけど、傍聴しに行きました。
事業委員会は1時間ぐらいで終わって、相談活動の計画を立てたり、調べものやら他の議員さんとの意見交換もできました
夕方からは、ドーンセンターでの「進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)」主催の"音楽と講演のゆうべ"に参加しに、天満橋に向かいました
他の会議が入ってきたんだけど、それを失礼してまで参加したのには、ワケがあります。
それは、講演のテーマと講師です
テーマは、"驕(おご)る権力、煽(あお)るメディア−政権のメディア戦略を乗り越える市民運動を!−"で、講師はジャーナリストなかの斎藤貴男(さいとう・たかお)さんでした。
斎藤さんのお話を直接聞いたことがなかったので、聞いてみたかったのもあったケド、何よりテーマが興味深かった…
共産党綱領の一部改定案が提案されてるんだけど、その中身に関わって理解が深まりました
綱領の一部改定案では、「発達した資本主義からの社会主義的変革には特別な困難がある」ってCさんが言ってはって、その一つに、支配勢力が巨大な経済力をテコに支配の緻密な網の目を張り巡らせていることが語られています。
支配勢力は、巨大メディアを統括下に置いて国民の精神生活に大きな影響を与えていて、それを乗り越えるには、国民に深く根を下ろし強く大きな党をつくることや、野党の共同をより発展させることが必要だと強調してたので、斎藤さんの講演では、その点をリアルにつかむ助けになりました
斎藤さんは、支配勢力が権力とお金を使って、メディアを"代弁者"に成り下がらせきたかを具体的に話してくださって、それを打ち破るのは市民の力だと語っておられました。
斎藤さんの記者としての経験や市民運動との出会いが、大きな転換になってきたことがよく分かりました。
私の目的は斎藤さんの講演を聞くことだったんだけど、意外にも(なんてゆーと失礼極まりないが)、講演の前の"音楽"がまた良かった…
ソプラノ歌手の徳畑作子(とくはた・さくこ)さんの歌声に心洗われました〜
最後にアンコールにこたえて歌ってくださった『1本の鉛筆』には、カンドーしてしまいました
社会的に忙しい者ほど、文化や芸術に触れることが大切なんだと改めて感じて、行って良かったナとしみじみ思いました